2020年12月15日
「紀州の紅鷲」 おうち寒蘭展の特別ゲスト
「これが、紀州の『紅鷲』!! と、いう木を欲しい」、、、数年来の秘かな望みでした。
蘭友が今年も和歌山県、紀州のベテラン友人棚を訪ね巡るとの事で、
「なんとかならないかなあ?! 、、、と、以前からご無理をお願いしていたのです。
「やっと着ました!!」 車で片道5時間、和歌山は、紀州の大棚から蘭友を介して到着。
葉長70cmの最上木、5花蕾付き、ダイナミックで雄大な紀州の紅鷲です。
実は我が家の棚にも、「紅鷲」は居るんです、3年来作っている50cm級の中株2鉢が。
紀州の大棚の御仁様方には、大変お世話をお掛け致しました。
希望に似合う鉢で、分譲できる木が無く、会の各メンバー様に御声掛け協力依頼のお骨折り云々。
木が到着時、自家用車で、直接 和歌山から運んで来てくれた蘭友に、その旨、後で聴きました。
蘭友には感謝です、夫婦水いらずの蘭棚巡り旅の途中、紀州から確認TEL☎有り。
「やっと見つけてもらった、3本立ちで・・・ どうする?」⇒ 「任せるよ、全て一任!」
蘭は人とのつながり、お互い同士の信用でご縁が結ばれる旨を感じ入った次第でした。
おうち寒蘭展示会での雛壇、特別ゲストとしてご紹介いたしましょうね。
Posted by 和らんを楽しむ会 at 20:36│Comments(1)
この記事へのコメント
紅鷲という寒蘭を始めて目にしたのは、42 年前のことです。私の師匠に当たる方二名(倉敷市在住)が共同で、上野元 先生の株を和歌山の業者を通して購入しました。師匠の一人が上野先生と同学年であったことから上野先生との交流ができました。この株の一番子は三年後に和歌山に里帰りしました。翌年二番子を私が購入しました。その後、進学しましたので作りたいという人に渡しましたが、枯らしてしまったようです。2020 年に縁があって和歌山で職を得ましたので、再び寒蘭の栽培を再開しました。先輩のうちで一名は他界されましたが、もう一名はご存命でしたので、上野先生の株を分けてもらうため訪問しました。しかし、すでに処分されており、その株の一部は岡山市内の愛蘭家のところにあるはずと聞いて探していました。2021 年に倉敷の業者(知人)がネットで紅鷲を出品していましたので、電話で出どころをたずねたところ、私の師匠から岡山の愛蘭家に渡ったものだと分かりました。出品を取り下げてもらい、その日のうちに入金して入手致しました。
これは初期に出された紅鷲の系統で、成長してもバルブはラッキョウ型になるタイプです。バルブがピンポン玉になるのが、その後発掘された紅鷲系の株となります。私は上野系と後期型の両方を栽培しております。
これは初期に出された紅鷲の系統で、成長してもバルブはラッキョウ型になるタイプです。バルブがピンポン玉になるのが、その後発掘された紅鷲系の株となります。私は上野系と後期型の両方を栽培しております。
Posted by H.M. at 2022年06月22日 17:41