2019年12月09日
寒蘭の 「色出し」
今年の寒蘭の「色出し」を振り返ってみました。
いつもと、明らかに違ったのです。
ハッキリ言って「今年は色出しがベスト」でした。
赤花のほとんどが、赤というより濃紅〜黒に近く色付き咲きました。
桃花も、全部とは言いませんが、濃い赤紫の花軸に、濃い桃色に。
白花でも「豊雪」がこんなに白く色付いてくれたのは、
この株を造り始めて10年余の間で初めてなんです。
「豊雪ならぬ豊緑」と名付けてもいい位に「緑(青)」の
花しか咲いてくれませんでした。
「浜松、しかも浜名湖のそばの温暖な気候では、こんなものなんだ。」
「きっとこの子は、白い花のDNAを持っていないんだ」
とさえ、思い込んできたのです。
豊雪の坪には7種類の筋が有り、中でも田村豊雪は、、、
云々と聞き及んでいますし、遅花が良い色になるのは承知のつもりですが。
木の素性は有ると思いますが「なぜ?今年だけ、本来の真っ白に?!」
皆さんも一緒に考えてみてください。
Posted by 和らんを楽しむ会 at 22:26│Comments(0)