2017年10月22日
『 守門竜 』 蛇皮斑の難しさ
『 守門竜 』 スモンリュウです。
春蘭の代表的な、柄物のひとつです。
系統も幾つかあるみたいで、造り方によって
ずいぶん差ができてしまいます。
写真の子は、どうも、棚の主人と同じで、甘さが残ります。
名人の言によると
「もっとグリグリに、締めて造れ」
との、超難しいアドバイス!。
色も、もっと鮮やかな黄色に仕上げ、葉性も名前の通り、
「暴れる竜」の様に、躍動感を感じさせるように、
そうしてやらないと、この木が、名前が泣く。
元の木の素性は文句無しの、良い系統なんだ、との事。
その言葉、十二分に納得 申し上げ候なり。
御棚を御拝見すると、正にその言葉通りに作り込まれた
竜の子供たちが何十匹、いや、何十鉢も、ぞろぞろゾロ。
日の暮れて道遠し されど楽しい帰り道。
Posted by 和らんを楽しむ会 at 07:10│Comments(0)